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インフォメーション。Processingは、電子メディアを創り上げるための環境である。スケッチブックのようにアイデアと文脈を組み立てることができ、コンピューター言語の基本を学ぶことができる。

 
Introduction(イントロダクション)
日本語ユーザーのために
People(人々)
Contact and Feedback(コンタクトとフィードバック)
Links(リンク)

 

Introduction(イントロダクション)

Processing(プロセッシング)は、将来のメディアと道具を創り上げることを助ける基本なコンセプトを教えるためのツールである。 学習とスケッチのツールとしてのProcessingの特徴は、シンプルで、普遍的で、その拡張性にある。そのシンプルさは短期間で基本的なインタラクションを作ることができ、まさに使いやすいといえる。またその普遍性は、多くのコンセプトを表現できる理想的なツールとなりうる。(例えば、ベクターやラスター描写、手続き型プログラム、オブジェクト思考型プログラム、イメージのプロセッシング、パラメータ化されたフォーム、一般的な入力機器、特殊なハードウェア機器とのインタラクション、2次元、3次元のグラフィック)また、難易度によらず利用できるという点において拡張的である。基本的なソフトウェアーライブラリーは、人々がプログラムを開発し共有するにつれ拡張さていくだろう。


Processing は商業的なプロダクションツールではなく、特に学習とスケッチのために作られている。今後インターネットから無料でダウンロードができるようになり、自由に使うことができるだろう。ProcessingはJAVAで書かれ、綿密にデザインされた制約の範囲内でJAVAアプリケーションとアプレットを作ることができる。また、OpenGL(3次元グラフィックライブラリ)と、ポストスクリプト型の2D、3Dイメージングを用いたJAVAの2D、3DレンダリングAPIを使用している。私たち開発チームは、Processingを着実で一般的な技術的な基盤として開発していく際、インタラクションやコンピューター言語のコンセプトの教育がある特定のテクノロジーへというより、むしろメディアの特性や真意へと注目されることを期待している。


Processingの根底にある理念についての情報は、2002年4月にNumer会議での短いレクチャーのプレゼンテーションの転写にて述べられている。

Processingは無料でダウンロードして使うことができる。このプログラムの配布とサイトへの参照アクセスを歓迎している。

http://www.proce55ing.net.

Processing はBen FryとCasey Reasによってはじめられたオープンプロジェクトである。現在は、MITメディアラボのAesthetics and Computation GroupとInteraction Design Institute Ivreaにおいて開発されている。

 

 

日本語ユーザーのために

Processingは開発途中のアプリケーションであるため、日本語環境に完全に対応しているわけではない。しかし、今後このアプリケーションは日本のメディア教育の分野などで大きく活躍していくと思われる。

Processingをダウンロードして使いたい場合はまずダウンロードページへ行き、メーリングリストに登録する。それからダウンロード先のリンクがメールあなたの元に届く。質問等はBen Fryにメールを書いてその旨を伝えてほしい。彼は大喜びで答えてくれるだろう。

バグレポートなどがあったらぜひBen Fryにメールをしてほしい。また、このレファレンス日本語翻訳で分かりにくい箇所があれば近藤哲也にメールをしてもらいたい。

また、Josh Nimoyによるチュートリアル(藤吉弘亘翻訳)を参考にするのもよい。

 

 

People(人々)

Processing は世界中の多くの人々の研究により開発されている。以下のリストでは、Processing ソフトウェアーの中心となる開発者と、サポートする素材などが示されている。私たちはプロジェクトが進むにつれ、このリストにもっと多くの人が加わることを望んでいる。


Ben Fry

Ben Fryはマサチューセッツ工科大学(MIT)の博士課程に籍をおいている。彼のリサーチは、ダイナミックな情報源から大きなデータの量を視覚化する方法に焦点があてられている。彼の研究には入力データに反応し有機的な形を形成するための分布や適応システムが使われている。この研究は、最近では、Genomic Cartography(遺伝的地図)、つまり人間の遺伝子の中に見つかったデータを表現する新しい方法を見つけだす学問にむけ指揮されている。MITでは、John Maeda率いるAesthetics and Computation Groupのメンバーの一人である。Benは、グラフィックデザイン(メジャー)とコンピューターサイエンス(マイナー)の学位をSchool of Design at Carnegie Mellon Universityから授与している。


http://acg.media.mit.edu/people/fry


Casey Reas

Caseyは北イタリアに新しく設立されたInteraction Design Institute Ivrea の助教授をしている。彼の研究では、ソフトウェアアートを含む多様なデジタルメディアや、デジタルプリント、反応するインスタレーションなどを通じて、生物、神経システムの抽象概念が調査されている。ケーシーは2001年、MITメディアラボからメディアアートサイエンスにおいて、M.Sの修士号を得た。そこでは、ジョン前田のAesthetics and Computation Group (ACG)のメンバーの1人だった。ACGでの彼のリサーチは、行動的な運動をするスカラプチャーの理論と、その実行にフォーカスされていた。ケーシーはヨーロッパ、アジア、アメリカでレクチャーや展示をしている。彼の最近の作品は、American Museum of the Moving Image、 Ars Electronica、New York Digital Salon、Museum of Modern Art, P.S.1、そしてSiggraphなどで展示された。彼の作品はニューヨークのBitforms gallery に代表される。

http://www.groupc.net

Carlos Rocha
Sound, Graphics Engine

Hernando Barraga´n

Sami Arola
Graphics Engine
Coming soon...


Dan Mosedale
Preprocessor and Compiler
Coming soon...

Francis Li
Mobile

Toxi
Graphics Library

Ariel Malka
Bagel Papa Poules


Martin Gomez
Web engines

Dara Kilicoglu
Web engines

Cem Uzunoglu
Web engines

Mikkel Crone Koser
Platform Czar - Windows

Jacob Schwartz
Platform Czar - Windows

Timothy Mohn
Platform Czar - Mac
Coming soon...

Alumni:
Marc Escobosa, Mathias Dahlstro¨m, Dan Haskovec


 

 

Contact and Feedback(コンタクトとフィードバック)

Processing プロジェクトを開発することが主にデベロッパたちがしていることである。リクエストに対する返答が、2、3日、もしくは数週間かかるかもしれない。しかし、たいていはすぐに返答をするようにしている。(英語のみ)


info[at]proce55ing.net 一般的リクエスト
     
download[at]proce55ing.net   リリースリストへ加わるリクエスト
     
curriculum[at]proce55ing.net   Processingを教育ツール考えるリクエスト
     
fry[at]proce55ing.net   Ben Fryへのコンタクト
     
reas[at]proce55ing.net   Casey Reasへのコンタクト
 

 

Links(リンク)

Aesthetics + Computation Group
Interaction Design Institute Ivrea
Open Atelier
Design By Numbers

 
   
© 2002, 2001 Massachusetts Institute of Technology and Interaction Design Institute Ivrea
Proce55ing is an open project initiated by Ben Fry and Casey Reas